- 3Dスペクトルおよびそれ以上の拡張機能
- フィットダイアログに統計パラメータが追加
- 新プラグイン:AffinityScreen(1次元フラグメントベースリガンドスクリーニング用)
- NMRアサインメントのさらなる改善
JASON独自のダーク/ライトモード設定
SMILEQを用いた qNMR分析の高速化
JASONバージョン5.3がどのように役立つかご覧ください。
- 分析および統計ツール:
- フィットダイアログに統計パラメータが追加されました。 フィットダイアログの結果に、相関係数R²およびフィットの二乗平均平方根誤差(RMSE)が含まれるようになりました

ピークフィッティングルーチンの機能拡充を行いました。 設定パラメータ「Max. peaks for fine refinement」を使用して、高精度な新ルーチンをご利用いただけます。 JASONの初期から使用されてきた、複雑な1D NMRスペクトルにおけるピークの高速フィッティングルーチンも引き続きご利用可能です。
- 3D表示機能の追加:
- トランスポーズ処理により、 3Dスペクトルを任意の2次元にトランスポーズできるようになりました。
- 3Dスペクトルでトレース加算処理が利用可能になりました。
新プラグイン:AffinityScreen

AffinityScreenのご紹介:1D NMRデータを用いたフラグメントベースリガンドスクリーニング(FBLS)用プラグイン
長期間の開発を経て、AffinityScreenのベータテストを開始できることを嬉しく思います。複雑な一次元解析を簡素化し、他に類を見ない柔軟性を提供します。
開発プロセスは皆様のフィードバックを原動力として進めております。そのため、まずは実際のワークフローでプラグインのベータテストを開始します。ベータテスターのAチームに参加ご希望の方は、ぜひご連絡ください!
まもなく商業リリース!
ユーザーエクスペリエンスとGUIの強化:
OSの設定とは異なるテーマ(ダークまたはライト)でJASONを使用したいですか?JASONのテーマを個別に設定できるようになりました。


印刷ダイアログを再設計し、より高速で使いやすいものにしました。キャンバスの一部だけを印刷することが多いですか? 印刷したいオブジェクトを選択し、新しいキーボードショートカット Ctrl+Shift+P(macOS では Cmd+Shift+P)を使用すれば、作業が大幅にスピードアップします。
ファイルブラウザに、最も一般的なNMRデータ形式であるファイル名に加えてNMRスペクトルのタイトルも表示されるようになりました。
ファイルブラウザ内のファイルとフォルダが自然な順序で表示されるようになりました。これにより、数字を含むファイルやフォルダを把握しやすくなります。例えば、ファイルブラウザでは「1, 2, 11, 12, 13」と表示され、「1, 11, 12, 13, 2」のようなアルファベット順での表示は行われません。
JASONオブジェクト(スペクトル、分子、テーブルなど)の外部アプリケーション(MS Officeなど)との間のコピー機能をさらに改善しました。
- NMRアサインメント:
化学構造におけるNMR相関表示を改善しました。
SMILEQとqNMR:
定量NMRデータを取り扱うユーザーの皆様向けに、定量NMRプラグイン「SMILEQ」の処理速度をさらに向上させました。
自動化:
JASONは「オフスクリーン」グラフィックエンジンを使用することで、バックグランドで高速に動作します。
