JASON5.1は、qNMR、固体NMR、オートメーション、日常的なNMR処理、解析、レポート作成など、JASONの使用目的が何であれ、新機能が満載です!
新機能の全リストはこちらをご覧ください。
まずはプラグインから見てみましょう:
SolidSpin
JASON 5.1は、新しい固体NMRシミュレーション・プラグイン:SolidSpinを搭載しています。
よく知られたシミュレーション・プログラムであるSIMPSONを使って、JASON内で固体NMRスペクトルのシミュレーションができるようになりました。 このシミュレーションを使って、実験スペクトルをフィッティングすることができます。カスタマイズが必要な場合はカスタムスクリプトを使用して、ユーザー指定の新しいシミュレーションを簡単に導入することができます。
SolidSpinプラグインは、有効なJASONライセンスを持っている全てのユーザーが無料で利用でき、プラグインマネージャーからインストールできます。
今すぐ試して、感想を聞かせてください。
SMILEQの新バージョン
プラグインのアップデートに続き、JASON 5.1に含まれるSMILEQの新機能をお知らせします。
qNMRユーザーは、SMILEQの計算で濃度換算係数を直接使用できるようになりました。
また、ワークフローの一部として分散分析(ANOVA)を含む統計解析のアップデートがあり、サマリーレポートには、複数サンプルに対する全体平均と統計量が表示されるようになりました。
さらに、SMILEQは積分範囲のSNを結果テーブルに出力できるようになりました。
分子構造
3Dビューアがアップグレードされ、ボタンをクリックするだけで、3Dビューアから静止画像をキャンバスに配置できるようになりました。分子を思う存分回転させて、最も写真映えする面を見つけてから、その画像をキャンバスに追加してください!
イブプロフェン分子の例はこちら:
NMRデータ処理
この新バージョンでは、NMR処理エンジンに多くの改良が加えられました。1Dスペクトルは縦軸強度の正規化を可能にする新しい処理機能を利用できるようになり、shrink処理は実際のデータに調整された適切なパラメータを提供し、より簡単に使用できるようになりました。さらに、Mac版JASONでは2D NUSファイル処理速度が改善されました。
ウィンドウ関数処理のプレビューが強化され、インタラクティブなベースライン補正モードと同様に、パラメータ変更によるライブプレビューをスペクトル上で確認できるようになりました。これにより、ユーザーエクスペリエンスが向上し、作業がスピードアップすることを期待しています。
ユーザーエクスペリエンスの向上といえば、処理パネルの上部に実験タイプを表示し、測定に適した処理をすばやく効果的に選択できるようになりました。
今すぐダウンロードしてお試しください!
今回のJASONバージョンは、新機能、アップデート、機能強化がぎっしり詰まっていて、そのすべてをここで紹介するスペースはありません!JASONをダウンロードまたはアップデートして、ご自身の目でお確かめください!